Verse 1
「今日はさ、エグいくらい働いたんだ」
冷めかけたコーヒー越しに こぼした僕の独り言
雨上がりの湿った夜に ただ隣にいて欲しくて
投げた言葉の行き先を 僕はそっと見守っていた
Pre-Chorus
だけど返ってくるのは 僕に向けない報告書(レポート)
「自分の周りで 誰が何をした」なんて
「昨日からずっと 体調が悪い」なんて
僕の体温を追い越して 積み上がる無機質な言葉の山
Chorus
だから今 口唇を鳴らして 物語を紡ぐ
君の終わらない独白(モノローグ)を 旋律で塗りつぶす
これなら 拒絶じゃないでしょ? ただの演出(ドラマ)でしょ?
優しく 突き放すための 救済のメロディ
歌にすれば ほら 残酷なほどに 美しく見えるでしょ
Verse 2
「人によって 愛し方は違うから」
そう言って僕は 君のノイズさえも飲み込む
差し出された「静寂」というギフトに 気づかないまま
君はまだ 自分の輪郭(エピソード)を 話し続けている
Bridge
本当は「今は僕を見て」って 言いたいんだ
でも それじゃ 綺麗な関係(ふたり)でいられないから
純愛だの 禁断だの フィクションに身を窶(やつ)して
君の行き場のない承認欲求(こころ)を メロディに溶かしてあげる
Last Chorus
もう一度 イントロを鳴らして 境界線を引く
君の過剰な自己表出を 綺麗な和音で洗う
これが僕の 精一杯の愛で 最後の逃げ道
気づかない君は 哀れなほどに
僕の歌声を 自分のための背景音(BGM)にして 満足してる
Outro
「みんな 違って みんな いい」
その言葉の裏側に 僕の本当の溜息を隠して
おやすみ。
また 明日になれば、言葉の通じない この場所で。
0 件のコメント:
コメントを投稿